知識としては知っていても臨床で使えなければ意味がありません。そんな悩みを解消するために、8つの皮膚・粘膜写真で症例の疑似体験をしましょう! (1)60歳代女性「発熱」 図1 眼瞼結膜の点状出血 解答 → 感染性心内膜炎による眼瞼結膜の点状出血 ひとこと解説 CTにすがりたくなる高齢者発熱診療において、眼瞼結膜の点状出血(図1)は感染性心内膜炎を示唆する所見!積極的に診にいきましょう。 (2)2 ...
ケニアでの経験で国際協力に魅力を感じ、日本に戻りつつも心は海外へ——出身大学別に当時の思い出やその後のキャリアを語っていただく大学別リレー、奈良県立医科大学の6人目 垣本和宏先生編の第3回は、過酷な中でも大きな成果を残したカンボジアでの勤務や、インドネシアでのプロジェクトについて伺います。
最後に日医会長の松本吉郎氏が「医療界はたくさんの課題を抱えているが、『医師偏在』と『医療機関の経営悪化』、この 2 点は喫緊の課題と考えている。地域の実情を踏まえ、画一的に対応を進めてはいけない。今後も都道府県知事と意見交換をしながら医療界としてもしっかりと取り組んでまいりたい」と結びの言葉を述べた。
今、女子医大で勤務している教職員の多くは、昔の「栄光の女子医大」を知っていて、女子医大に愛着があるからこそ、大変な時期でも頑張ってこられた。ガバナンスを確立して同じような問題が起こらない体制をつくり、「栄光の女子医大」の時代に戻したい。その実現が5年後、10年後になるかは分かりませんが、「今日の栄光はあの苦しい時に頑張ってくれた人々のおかげ、と将来言われるような存在になろう」という話もしました。
周りから優秀だと評判の医師は、研修医時代から優秀だったのでしょうか?「昔は決して優秀とは言えなかったが、今ではその道の第一人者」という話もあるでしょう。今回は、研修医時代の優劣が、医師のキャリアにどのような影響を与えるのかについて、身の回りのエピソードやご経験をうかがった結果をご紹介します。レポートは、医師ライターの滝沢篤志です。※本調査はDocpediaLIFESTYLEに寄せられた質問をもとに ...
12月に入り、お子さんのいるご家庭などでは特に、クリスマスの準備を進められているという方も多いかと思います。合わせて、12月中に忘れず済ませておきたいのが「ふるさと納税」。今回マンガに登場する医師は、クリスマスイブのディナーのメインの一品として、毎年とあるものをふるさと納税で申し込んでいる模様。その翌日の過ごし方にもぜひご注目ください!
石破茂首相は12月3日の経済財政諮問会議で、2025年度予算では「骨太方針2024」に沿って、賃金や調達価格の上昇への対応、DX、予防・健康づくり、制度改革等を進め、社会保障の給付費全体の伸びを抑制する必要性を指摘した。福岡資麿厚労相に対して、新たな地域医療構想をはじめ、医療・介護提供体制の改革について、2025年の通常国会への法案提出に向け、結論を得るため検討を進めるよう指示。
春山記念病院(東京都新宿区)は、一般病床39床、回復期リハビリテーション病棟60床、計99床という小規模病院ながら、2023年4月以降、救急搬送件数は右肩上がり。2023年度は5000台の目標を大きく上回り、6000台超えを達成。この10月は1日20台、月600台を超え、2024年度は8000台に迫る勢いだ。
大腸内視鏡を用いて、大腸だけでなく小腸(回腸末端)までのステップ生検で得られた組織の遺伝子発現解析により、世界で初とみられる知見が論文発表された。進行大腸癌患者の正常大腸粘膜は健常者とは異なる遺伝子発現が観察されたことから、既に「未病状態」にある可能性が示されたという。論文は11月7日付のMolecular Cancer(2024; 23: 249)で全文閲覧できる。11月6日、研究グループの大阪 ...
留年の危機を逃れて無事に6年で卒業、沖縄からの国費留学生としての「義務」を果たした安里先生。医師となって選んだ研修病院は、意外にも?東京女子医科大学の小児科でした。その理由の一つには、本土に復帰したあとの「東京への憧れ」があったといいます。各医学部の卒業生をリレーでインタビューする本企画、山口大学OB・安里哲好先生の第2回は、都会で過ごした若手医師時代のお話です。
多くの新卒医師にとって2年目の医師は最も身近で頼りになる先輩であり、目標となる。ただ、昨今の風潮か、厳しく指導される機会が少なく、自身が成長できているのか不安を覚えるという声もあった。 研修中に感じている悩みは、自分がどこまで成長できているのかが目に見えにくい点です。学生時代のようにテストで評価されるわけではなく、自分の実力や立ち位置がはっきり分からないので、漠然とした不安があります。
厚生労働省は12月2日に開いた健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(WG)で、電子カルテ情報共有サービスで扱う情報の対象範囲の拡大について考え方を示した。医療機関と訪問看護事業所などとの情報連携の対応案も示し、WGが了承した一方、構成員からは「現場負担を考えると連携する情報は絞るべき」といった慎重意見も出た(資料は、厚労省のホームページ)。