春山記念病院(東京都新宿区)は、一般病床39床、回復期リハビリテーション病棟60床、計99床という小規模病院ながら、2023年4月以降、救急搬送件数は右肩上がり。2023年度は5000台の目標を大きく上回り、6000台超えを達成。この10月は1日20台、月600台を超え、2024年度は8000台に迫る勢いだ。
大腸内視鏡を用いて、大腸だけでなく小腸(回腸末端)までのステップ生検で得られた組織の遺伝子発現解析により、世界で初とみられる知見が論文発表された。進行大腸癌患者の正常大腸粘膜は健常者とは異なる遺伝子発現が観察されたことから、既に「未病状態」にある可能性が示されたという。論文は11月7日付のMolecular Cancer(2024; 23: 249)で全文閲覧できる。11月6日、研究グループの大阪 ...
厚生労働省は12月2日に開いた健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(WG)で、これまで病院で主に採用されてきたオンプレ型の情報システムを、クラウド型システムに移行する案を提示し、クラウド型の標準仕様を国が示し段階的に普及する計画の概要などを説明した。WGの構成員から反対意見はなく今後も検討することで了承したが、「クラウド型が安価だとは限らない」「病院の専門人材が不足し ...
厚生労働省は12月2日に開いた健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(WG)で、電子カルテ情報共有サービスで扱う情報の対象範囲の拡大について考え方を示した。医療機関と訪問看護事業所などとの情報連携の対応案も示し、WGが了承した一方、構成員からは「現場負担を考えると連携する情報は絞るべき」といった慎重意見も出た(資料は、厚労省のホームページ)。
精神科医として開業する傍ら、産業医としても活躍する久米康宏先生。当時32歳の若さでなんと30社と契約。それも官公庁など大きなクライアントと契約するなど、高い報酬で大きな収入の柱になっているといいます。各大学の卒業生がリレーでインタビューをつなぎ、大学時代やその後のご活躍をお話いただく大学別リレー。3回目の東海大学卒の久米康宏先生のインタビューでは「本当に役に立つ産業医」について伺います。
留年の危機を逃れて無事に6年で卒業、沖縄からの国費留学生としての「義務」を果たした安里先生。医師となって選んだ研修病院は、意外にも?東京女子医科大学の小児科でした。その理由の一つには、本土に復帰したあとの「東京への憧れ」があったといいます。各医学部の卒業生をリレーでインタビューする本企画、山口大学OB・安里哲好先生の第2回は、都会で過ごした若手医師時代のお話です。
――日本維新の会からの出馬を決めたのは、どのような理由からですか。  第2次安倍政権が発足したのは2012年12月。私の厚労省入省は2013年4月で、安倍総理の訓示も受けました。厚労官僚として政策立案の内部におり、多くの自民党の国会議員と仕事をし、尊敬する議員もおられます。しかし「あそこの団体から怒られるから、ここは削っておこうか」といった話が普段から存在しています。
多くの新卒医師にとって2年目の医師は最も身近で頼りになる先輩であり、目標となる。ただ、昨今の風潮か、厳しく指導される機会が少なく、自身が成長できているのか不安を覚えるという声もあった。 研修中に感じている悩みは、自分がどこまで成長できているのかが目に見えにくい点です。学生時代のようにテストで評価されるわけではなく、自分の実力や立ち位置がはっきり分からないので、漠然とした不安があります。
火災保険が10月に値上げとなりました。過去に火災保険に加入した人も、これから加入する人も、保険料負担を減らすためにはこれまで以上に補償内容を綿密に検討する必要があります。
いよいよ今年も残すところあと数週間となり、医師のみなさまは師走のあわただしい日々をお過ごしのことと思います。Doctors LIFESTYLEでは、一年の締めくくりにふさわしく、2024年の1年間で「買って良かったもの」「他の医師にも薦めたいもの」を医師の皆さまに調査しました。2023年同様、金額別に先生方の「ベストバイ」をお届けします。本記事では1万円未満のベストバイアイテムをご紹介。ぜひ年末年 ...
運動が得意な人にとっては一年でもっとも活躍できるのが運動会。しかし苦手な人にとっては憂鬱な一日だったという意見も。でも、準備を通して「運動だけがすべてではない」と気が付いたというエピソードです。
脳梗塞で入院中の高齢患者。嚥下機能の回復は見込めず、経口摂取は困難な状況であった。にもかかわらず、家族は夜昼問わず医師に説明を求め、経口摂取の再開を強く望んだ。その熱意は理解に値するものの、患者の状態を踏まえた医療者側の説明では、家族の期待に応えられなかった。